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東京電力は2日、福島第1原発建屋周囲の地下を凍らせて地下水の流入抑制を目指す「凍土遮水壁」(延長約1.5キロ)について、段階的に凍結させている範囲をほぼ全域に拡大する計画を原子力規制委員会の会合で示し了承された。汚染水対策の柱とされる凍土壁は本格運用に向けて動き出すが、作業完了時期は未定だ。
また、現在の凍結対象区間のうち一部では凍結していないとみられるため、セメントを流し込む追加工事の計画も示した。
東電は3月、全体の55%にあたる計820メートルのみの凍結を始めた。凍土壁で建屋の周囲を完全に囲むと敷地内の地下水位が下がり、建屋そのものの中にある高濃度の汚染水が外に漏れ出す恐れがあるからだ。そのため段階的に凍結させて様子を見ていたが、今のところ大きな問題はないとして凍結区間の延長を求めた。
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