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方言でATM案内…石川県内97店舗

石川弁で音声案内するATM=金沢市で2016年6月1日、金志尚撮影

 大手コンビニのファミリーマートは1日、石川県内97店舗の現金自動受払機(ATM)で、石川の方言を使った自動音声案内システムを導入した。

     ファミマと県は地産地消の推進など幅広い分野で連携する協定を結んでいる。今回は、協定に基づきATMの音声案内に方言を用いた。

     方言に詳しい金沢大の加藤和夫教授の監修の下、かほく市以南の店舗は「加賀・金沢弁」を、宝達志水町以北は「能登(七尾)弁」をそれぞれ採用した。

     音声は「いらっしゃいませ」「ありがとうございました。またお越しください」の2種類。加賀・金沢弁では「よーきたねー」「あんやと。またきまっしねー」で、能登弁は「よーおいでたねー」「ありがとー。またきてくだいね」となる。

     この日は金沢市広岡3の店舗で開始式があった。デモンストレーションを披露した能美市出身の棗左登志(なつめ・さとし)県観光戦略推進部長は「標準語に比べて方言は柔らかい。観光誘客につながる」と期待していた。

     方言を使ったATMの音声案内は、愛媛、高知、宮崎、沖縄各県でも採用されている。【金志尚】

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