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ペルー大統領選

フジモリ氏が僅差で先行 クチンスキ氏猛追 きょう投開票

ペルー大統領選の決選投票前最後の集会で演説するケイコ・フジモリ氏=リマ市内で2日午後9時28分、朴鐘珠撮影

 【リマ朴鐘珠】ペルー大統領選の決選投票が5日に投開票される。最新の世論調査によると、同国初の女性大統領を目指す日系3世のケイコ・フジモリ氏(41)が支持率でクチンスキ元首相(77)をわずかにリード。アルベルト・フジモリ元大統領(77)の長女で、抜群の知名度を誇るフジモリ氏だが、猛烈な追い上げを受けている。大勢判明は同日夜(日本時間6日昼)になるとみられている。

     2日にかけて発表された世論調査3社の予想得票率では、フジモリ氏のリードは0・6〜4・2ポイント。4月の第1回投票の得票率はフジモリ氏が40%、クチンスキ氏が21%と大差がついた。この段階で落選した8人の候補者のうち、得票率19%で3位だったメンドサ国会議員ら3人が決選投票でクチンスキ氏を支持すると表明。一方で、フジモリ氏支持に回った候補者はいない。

     貧困対策や左翼ゲリラ掃討による治安改善で成果を上げた元大統領だが、独裁や汚職など負のイメージも強烈で、「反フジモリ」派の結集につながっているとみられる。

     ペルー・カトリカ大のカルロス・アルサ教授(政治学)は「世論調査は、有権者の12%を占める浮動票の動向を把握できていない。勝敗は日曜日(5日)の夜まで分からない」と接戦を予想する。

     フジモリ氏は5月中旬、資金洗浄の疑いで司法当局から捜査されている事実が発覚。同時期に、陣営幹部の国会議員も麻薬密売で得た資金を選挙に流用した疑いが報道されており、浮動票の行方に影響する可能性がある。

     両氏は2日、投票前最後の集会を開催。貧困層が主な支持層のフジモリ氏はリマで「クチンスキ氏は大企業を助け、私は弱者を助ける」と主張。一方、世界銀行勤務の経験があり、経済通として知られるクチンスキ氏は南部アレキパで「暗闇と汚職の時代に戻るか、前進するかを決める戦いだ」と訴えた。

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