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ヘイトデモ

出発直後に中止…抗議の数百人が囲む 川崎

もみ合う集会参加者たちの間に割って入る警察官=川崎市で2016年6月5日午前10時23分、小出洋平撮影

 在日コリアンへの差別をあおるヘイトスピーチを繰り返してきた男性らが5日、川崎市内で計画したデモが、出発直後に中止された。デモ反対を訴える市民ら数百人が参加者を包囲し、警察の説得もあって主催者側が中止した。

 この日午前9時ごろ、デモ参加者の集合場所となっていた同市中原区の公園に、デモに抗議する市民らが集まり始めた。同11時ごろ、デモを呼びかけた男性と参加者十数人が公園周辺に到着すると、「ヘイトデモ反対」「帰れ」などと叫び、中止を訴えた。

 これまで繰り返しヘイトデモの被害を受けた同市の在日コリアン3世、崔江以子(チェ・カンイジャ)さん(42)は、主催者の男性に「共生」を求める手紙を手渡した。

 午前11時過ぎ、デモがスタート。在日コリアンを差別する文章が書かれたプラカードを掲げてデモ隊が約10メートル進んだところで、抗議する市民らがデモ隊を取り囲んだため進めなくなり、足止め状態となった。

 居合わせた警察が「デモを実施すると危険な状態になる」として中止するよう説得。午前11時40分ごろ、男性らは中止を決め、公園周辺を後にした。崔さんは「(ヘイト被害の)絶望の記憶が希望で上書きされました」と語った。【後藤由耶/写真映像報道センター】

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