メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

漫画で解説

高校生の政治活動の巻

18歳は有権者だけど 文科省が禁止している行為って?(2017年9月改訂)

[PR]

高校2年生の火達磨が、路上で「反対」などと書かれたプラカードやチラシを用意しているようです。政治活動をしているのでしょうか?政治活動とは、政治上の特定の主義や施策に対する支持や反対を目的に行う活動のことです。2015年10月、文部科学省が高校生の政治活動を校外に限って認めました。今まではなぜ禁止されていたのでしょうか?
1960年代、大学紛争と言って政治や大学のあり方に不満を持った学生たちが激しい政治活動を行いました。 高校生にも影響し、授業妨害などが相次いだのです。 そこで、当時の文部省は1969年、場所を問わず高校生の政治活動を禁止する通知を都道府県教委などに出しました。 2015年に公職選挙法が改正され、有権者年齢が18歳以上になったので、46年ぶりに見直されました。 校内で禁止しているのは、教育基本法が定める「政治的中立性」確保のためです。 これに対して、自民党に批判的な日本教職員組合へのけん制だと指摘する意見もあります。 学校敷地内での活動は、放課後や休日でも制限又は禁止とされています。
学校外であっても、違法・暴力的な活動またはその恐れが高い行為は禁止されています。 例えば、候補者や政党の誹謗・中傷。投石・公務妨害。生命や名誉などに対する害悪の告知などがあります。 学業がおろそかになったり、他の生徒をしつこく勧誘したりする活動も禁止されています。 校外で活動するのに事前届け出が必要な地域もあります。
高校では、「主権者教育」で政治の仕組みや投票の仕方などを教わります。 公約集や選挙公報を材料に、候補や政党の考え方を整理する方法も習います。 若者の投票率が高いスウェーデンのように、政治活動を通じて見識を広げ1票を投じたいですね。 ところで、火達磨くんは何に反対を訴えているのでしょうか? サクライのスパゲティ値上げに対する反対…。 政治活動とは関係ありませんでした。

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ピエール瀧容疑者に薬物譲渡疑い、通訳業の女を逮捕
  2. ORICON NEWS NGT48山口真帆、調査結果に不満「今までずっと耐えてきました」
  3. 紀平猛追及ばず4位 ザギトワが優勝 フィギュア世界選手権
  4. イチロー引退会見「妻と一弓には感謝の思いしかない」一問一答(その5)
  5. 「王子様」改名 キラキラネームなぜ? 鎌倉時代でも問題視

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです