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妊娠中に控えた方が良いとされる食べ物がある。厚生労働省が具体的に挙げているのは、生ハムやナチュラルチーズなど、よりによって妊娠中の記者の好物ばかり。「子供に何かあっては大変」と思いつつ、少しくらいなら大丈夫では?とおそるおそる食べたこともある。どんなリスクが、どの程度あるのだろうか。【生活報道部・塩田彩】
厚労省は、妊娠中に特に注意が必要な食中毒菌として「リステリア菌」を挙げている。生ハムなどが「控えた方が良い」とされるのは、このリステリア菌の感染を防ぐためだ。自然界に広く分布する菌で、免疫力の低下している妊婦は、通常よりも感染しやすいと言われている。感染すると、インフルエンザのような症状を発症することがあるが、無症状の場合もある。妊娠中は胎児に感染する確率が高く、早産や死産の原因になったり、新生…
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