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総選挙、新潟で初開催 経済効果は15.6億円

初めての総選挙で76位となり、喜ぶNGT48の加藤美南さん(中央)=新潟市中央区のハードオフエコスタジアムで2016年6月18日、南茂芽育撮影

 人気アイドルグループ「AKB48」の新曲を歌うメンバーをファンの投票で決める「第8回AKB48選抜総選挙」が18日、新潟市で初めて開催された。昨年から同市を拠点に活動を始めた姉妹グループ「NGT48」からは、キャプテンの北原里英さんが12位、AKB48と兼任の柏木由紀さんが5位に選出。会場となった新潟市中央区のハードオフエコスタジアムには、全国各地から約3万人のファンが詰めかけ、熱気に包まれていた。【南茂芽育】

 同日午前4時に出発して、友人らと車で駆け付けたという東京都足立区の会社員、斎藤真幸さん(30)は、CD約60枚を購入するなどして計75票を投票。全て「ドラマで一目ぼれした」というAKB48の谷口めぐさんに入れた。

 今回のイベントのため、市内の宿泊施設はどこも満杯。夜は野外でキャンプするつもりで来たといい、「新潟の会場はとても広いし、始まる前から飲食ブースがたくさんあって楽しい」と笑顔で会場に入っていった。

 新発田市から訪れた新発田中央高3年、高田友美さん(18)は「NGT48の中井りかちゃんが『推しメン』。元々AKB48のファンだったが、新潟の劇場に通ううちに好きになった」と開場前から興奮気味。新潟開催について「人がたくさん集まるのでうれしい」と話していた。

 新潟市はこの日のために、JR新潟駅周辺にイベントの看板やポスターを掲示するなどして、官民一体となってPRに取り組んできた。駅とスタジアム間の輸送には連節バスが導入され、往復料金1200円(当日券)で運行。JR東日本も上越新幹線の臨時便6本を運行するなどし、駅前は各地から訪れた多くのファンでにぎわった。

 新潟市観光政策課によると、市内約50カ所の宿泊施設の予約率は、4日の時点でほぼ100%。イベント当日はスタジアム周辺に農産物の試食ブースも設置され、訪れた人々は、新潟の食を楽しんでいた。市の試算では、経済波及効果は15億6000万円に上ると見込んでいる。

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