熊本地震

復興へ20提言 基金創設など盛り込む

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「くまもと復旧・復興有識者会議」の最終提言を手渡し握手を交わす座長の五百旗頭真・熊本県立大理事長(左)と蒲島郁夫・熊本県知事=熊本県庁で2016年6月19日午前10時31分、山下恭二撮影
「くまもと復旧・復興有識者会議」の最終提言を手渡し握手を交わす座長の五百旗頭真・熊本県立大理事長(左)と蒲島郁夫・熊本県知事=熊本県庁で2016年6月19日午前10時31分、山下恭二撮影

 熊本地震の復興方針などを話し合う「くまもと復旧・復興有識者会議」の五百旗頭(いおきべ)真座長=熊本県立大理事長=が19日、「創造的な復興」の実現に向けた20項目の最終提言を熊本県の蒲島郁夫知事に提出した。五百旗頭氏は提出後の記者会見で「熊本の復興を国民が支え抜くことが共通認識となることを願っている」と話した。

 提言は「災害によって悲惨のどん底に落ちた地方の人々が立派に再生することは、その地方にとって救いであるだけでなく、日本全体の活力と発展に不可欠である」と強調。地域再生に向けて住民の意見を十分に聞くことや、地元主体の復興を支えるための基金の創設などを盛り込んだ。

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