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新委員長に石原進・JR九州相談役

記者会見するNHKの経営委員会委員長に選出されたJR九州の石原進相談役=東京都渋谷区のNHK放送センターで2016年6月28日午後8時13分、後藤由耶撮影
NHKの執行部と経営委員会の関係

 NHK経営委員会(定数12)は28日、新委員4人を迎えた初会合を開き、前委員長の浜田健一郎・ANA総合研究所会長(68)の後任に、石原進・JR九州相談役(71)を全会一致で決め、同日付で就任した。委員長代行は、本田勝彦・日本たばこ産業顧問(74)が引き続き務める。

 石原氏は、2013年の会長選で、籾井勝人(もみい・かつと)会長を推薦したとされる。委員長は委員の互選で決めるため、籾井会長の言動が国会などで繰り返し問題視されたことから、石原氏の就任は難しいとの見方もあった。この日の経営委では自ら名乗り出た石原氏に加え、本田氏の名前も浮上したが、最終的に支持の一本化にこぎ着けた。

 経営委員会の最重要課題は、来年1月末に任期を迎える籾井会長の後任問題だ。続投に意欲的とされる籾井会長の処遇を含めた経営委の判断が注目される中、NHK内では今回の経営委員長選は、会長人事の前哨戦と見られていた。経営委は7月にも全委員で構成する指名部会を開き、会長選出に向けた話し合いを始める。年内にも結論を出すが、石原氏が主導することになるとみられる。

 さらにNHKは今、数千億円規模の放送センターの建て替えや、義務化も視野に入れた受信料制度の見直しを控え、変革期を迎えている。NHKの重要な判断を、石原氏を中心に評価することになった。

 この日の記者会見で石原委員長は「国民から預かる公共放送として信頼されるよう役割を果たしたい」と抱負を述べた。籾井会長については「誤解されるような発言がある。注意することは必要だと思っている」とする一方で「収支の改善や国際放送の強化など成果や実績を出している。是々非々で考えていきたい」と話した。

 経営委は放送法に基づくNHKの最高意思決定機関。会社経営者や学識経験者など12人で構成。委員は国会の同意を経て首相が任命する。【丸山進、須藤唯哉】

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