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福島市の旅館「吉川屋」で29日始まった井山裕太本因坊(27)と挑戦者・高尾紳路九段(39)の第71期本因坊決定戦七番勝負の第5局(毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛、福島民報協力)は午後5時、高尾が80手目を封じて、1日目を終了した。消費時間は持ち時間各8時間のうち、井山3時間22分、高尾3時間38分。2日目の30日は午前9時から対局を再開する。
ここまで井山の3勝1敗。永世本因坊の資格獲得にあと1勝として迎えた第5局は、序盤から反発し合う気合の進行となり、中盤の勝負どころに入った。
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