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社長が出廷し陳謝…東京地裁公判

 降圧剤「バルサルタン」(商品名ディオバン)の臨床研究データを改ざんしたとして、旧薬事法(現医薬品医療機器法)違反(虚偽記述・広告)に法人として問われた製薬会社「ノバルティスファーマ」(東京都港区)のダーク・コッシャ社長が29日、東京地裁(辻川靖夫裁判長)の公判に初めて出廷した。「多くの患者や医療関係者らに迷惑を掛け、日本社会に心よりおわびしたい」と陳謝した。

     バルサルタンが他の降圧剤よりも薬効があるように見せるためデータを改ざんしたとして元社員の白橋伸雄被告(65)が同法違反で起訴されたことに伴い、ノ社も両罰規定で起訴されている。

     コッシャ社長は問題発覚後の2014年4月に就任した。公判では、社内や外部機関の調査で白橋被告によるデータ改ざんの証拠が見つからなかった報告を受けていることを強調した上で、「信頼性を失わせるようなかたちで、社員が研究を支援することはあってはならない。社員の監督をもっときちんとすべきだった」と述べた。【近松仁太郎】

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