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雇い止め訴訟

異例の和解…東京地裁

 派遣社員から契約社員となったあと一度も契約更新がなく雇い止めとなったのは長期雇用の期待権の侵害だとして元契約社員の男性がニコン(東京都港区・牛田一雄社長)を相手取り損害賠償を求めた裁判で、男性と同社が29日までに東京地裁で和解した。男性の弁護士によると非正規労働者が雇い止めの無効を訴え、和解したのは珍しいという。

     訴えていたのは浜谷和久さん(34)。和解はニコンが解決金を支払うなどの内容で金額は公にしない条件。訴状などによると、浜谷さんは2008年2月にニコンの孫会社からニコンの相模原工場に研究開発の仕事で派遣され、更新を重ねて働き、13年9月にニコンの直接雇用に切り替わった。期間は5年が上限で、14年3月末に雇い止めされた。会社側は「期待権は発生しない」と主張していた。

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