教科書問題

2社が教員らに歳暮

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 公正取引委員会の調査で、大日本図書と教育芸術社の2社が教員らに歳暮を贈っていたことが新たに判明した。2社はこれまで文部科学省に歳暮提供の事実を報告しておらず、文科省は8日、両社の社長に経緯の説明を求める。

 大日本図書は2012〜14年に小中学校の校長や教員ら延べ184人に靴下やハンカチ、そばなどいずれも2000円以内の品を送っていた。藤川広編集局長は「採択に疑念を生じさせると受け取られても仕方ないと反省している。今後はないようにする」と話した。

 教育芸術社は12〜15年に教育長や教育委員、小中学校の校長ら延べ約200人に3000〜5000円相当のリンゴを贈っていた。担当者は「精査中で文科省に正確な回答ができなかった。反省している」と話した。

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