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大西宇宙飛行士

お守りはリラックマ…愛娘からぬいぐるみ

打ち上げ前、ガラス越しに家族と面会し、Vサインを見せる大西卓哉さん(手前)=バイコヌール宇宙基地で2016年7月7日午前4時4分、阿部周一撮影

 【バイコヌール宇宙基地(カザフスタン)阿部周一】ソユーズ宇宙船に搭乗した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の大西卓哉さん(40)は出発前に長女(6)と面会し、最高の激励を受けた。宇宙には長女が託した熊のぬいぐるみがお供し、大西さんの任務を見守る。

 夜明け前の午前4時(日本時間同7時)過ぎ。宇宙基地内の施設で大西さんは妻(38)、長女、長男(1)と出発前最後の会話をした。国際宇宙ステーションに滞在する4カ月の別れだ。

 病気の感染を防ぐため、面会はガラス越しだった。長女が「パパ、宇宙に行くの楽しみ?」と聞くと、大西さんはほほ笑みながら、マイクを通して「楽しみだよ」と答えた。妻は「体調は大丈夫?」と気遣った。大西さんの友人やJAXAの幹部も見守った。

 ぬいぐるみは、愛娘が気に入っている熊のキャラクター「リラックマ」。宇宙船内では操縦席の前にぶら下げ、浮いた瞬間に無重力空間に到達したことを示す「重力センサー」とするため持ち込まれた。大西さんはアナトーリ・イバニシン船長(47)の補佐役という重責を担うため、飛行の無事と完璧な任務遂行を願う家族の思いがこもった「お守り」でもある。

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