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遠い安定

南スーダン・独立5年の危機/上 兵士、やりたい放題 内戦から避難、2年半動けず

国連施設内にある避難民キャンプ=ジュバ市内で1日、小泉大士撮影

 安定と自立への願いは、再び裏切られるのか。キール大統領派とマシャール第1副大統領派の武力衝突が首都ジュバで11日も続いた南スーダン。日本の自衛隊も国連平和維持活動(PKO)の一環で展開する「世界で最も新しい国」は、独立5年の今、内戦再燃の懸念という新たな試練に直面している。【ジュバで小泉大士】

 「兵士がそこら中にいるようでは、ここを出られない」。スティーブン・マコルさん(37)は不安げだ。2013年12月の正副大統領の権力争いから生じた内戦に追われ、ジュバ郊外の国連PKO本部に隣接するキャンプに退避した。鉄条網に囲まれ約2万8000人がすし詰め状態だ。4月に大統領派と反政府勢力が参加する暫定政権が発足した後も、ほとんどの人がとどまる。

 マコルさんは内戦発生時、キール大統領派のディンカ人兵士に襲われ自宅に火を放たれた。「あの光景は忘れ…

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