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大飯原発

基準地震動「再々計算を」元規制委委員が要求

 関西電力大飯原発(福井県)で想定する地震の最大の揺れ(基準地震動)に過小評価のおそれが指摘された問題で、原子力規制委員会が別方式で再計算し「問題なし」と結論づけたことについて、指摘をしていた規制委の前委員長代理の島崎邦彦・東大名誉教授(地震学)は14日、「結論には納得できない」として再々計算を求める抗議文を送った。15日に東京都内で記者会見し説明するという。

     規制委は再計算の結果を、関電による基準地震動856ガル(ガルは加速度の単位)を下回る644ガルとした。これに対し、島崎氏は▽規制委の計算結果の処理方法は関電と異なり、値が小さく出る▽関電はさらに厳しい条件で追加計算し基準地震動を決めているが、規制委はそれをしていない−−と指摘。同じ条件で計算すれば、結果は大まかな推定で1550ガルにもなるとした。さらに、規制委の13日の記者会見で田中俊一委員長が「島崎先生は非常に安心したと報告を受けている」と話したことについて、島崎氏は毎日新聞の取材に「納得はしていない。発言は取り消してほしい」と憤った。

     毎日新聞の13日の取材に対し、規制委事務局の規制庁担当者は、関電と手法が違うことを認め、「当然(結果に)差は出てくる」と話した。異なる手法の結果を比べて「問題なし」と結論づけてよいかどうかには明確な答えを避けた。規制庁の金城慎司広報室長は「要望があれば真摯(しんし)に受け止めたい」と話した。【高木昭午、岡田英】

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