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イチからオシえて

アジアの石綿対策、急務 経済発展に伴い消費急増、健康被害を懸念

 経済発展の著しいアジア各国でアスベスト(石綿)の消費が急増している。米国の調査では、2013年の石綿消費量の上位10カ国のうちアジアが8カ国を占めた。今後、中皮腫や肺がんなどの石綿関連疾患が急増するとみられ、世界の研究者たちが対策の必要性を訴えている。

 「まさかここまでひどいとは……」。11年9月、モンゴルの首都ウランバートルにある火力発電所を見学した岸本卓巳・岡山労災病院副院長(63)は、目の前の光景に思わず息をのんだ。古くなって破損した石綿断熱材が床に放置され、「石綿」とラベルの貼られた袋が至る所で無造作に山積みにされていた。ほこりが舞う中、若い作業員がマスクもせずに作業していた。

 中皮腫が専門の岸本さんはモンゴルの医師からの依頼で、10年から毎年、モンゴル各地で中皮腫の診断や治…

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