メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

練習で中学生重体 体格差69キロ 群馬・館林

 群馬県館林市の市立中学校で5月に柔道部の練習中に3年生の男子部員(14)が同級生に投げられて頭を打ち、急性硬膜下血腫で意識不明の重体になったことが20日分かった。現在も意識は戻っていない。男子生徒は約160センチ・48キロで、相手は約175センチ・117キロ。市教委は事故の背景に体格差があった可能性もあるとみて、練習態勢に問題がなかったか調べている。

 市教委によると、5月31日午後6時8分ごろ、学校の柔道場で、事前に技を相手に知らせてかけ合う練習中に、大内刈りから大外刈りの連続技を受け、畳に頭を打った。男子生徒が頭が痛いと訴えたため、指導していた副顧問の20代の教員が生徒を休ませたが、その後、意識を失って倒れたという。副顧問は柔道三段だった。

 2.4倍の体重差について、学校でのスポーツ事故を研究する名古屋大大学院の内田良准教授(教育社会学)は「度を越している。2人の技量は不明だが、最も頭部外傷リスクの高い大外刈りをさせていたのは、あまりに危険すぎる」と指摘。昨年5月に福岡市で中1女子が死亡した柔道事故でも、体格差が問題視されており、「体格差や技量差が、事故につながる大きな要因であることは再三指摘されており、学校の危機管理はあまりに希薄だ」と話している。【尾崎修二】

関連記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 中国道タイヤ事故 教師の夢絶たれ 岡山大の同級生悲痛
  2. イオン 21日から「台風コロッケ」 通常より5割増し
  3. 万引き容疑男 警官の拳銃奪い2発発砲 福岡・大野城
  4. 女の気持ち 犬を飼うこと 川崎市中原区・馬場真枝(主婦・47歳)
  5. 大相撲 二所ノ関親方 サウナで倒れていた、ICU治療…依然意識なし(スポニチ)

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

[PR]