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福島原発事故の汚泥、数値を伝えず処分

 茨城県東海村が2011年7月、東京電力福島第1原発事故の影響で放射性セシウムが1キロ当たり6万3000ベクレル測定された汚泥を、廃棄物処理業者に引き渡し、処分していたことが分かった。国は11年12月から1キロ当たり8000ベクレル以上を指定廃棄物として処理している。村は業者に汚染濃度の数値を伝えていなかったといい、山田修村長は「高濃度汚染物に対する配慮が足りなかった」と説明している。

     処分したのは村営屋外プールの底にたまっていた汚泥を含む土のう24個分(約470キロ)。プールを管理する村文化スポーツ振興財団が11年6月に汚泥の線量数値を計測し、敷地内に埋設したが、数日後に掘り返し、周辺の土とともに土のうに入れて産業廃棄物業者に引き渡した。その後どう処分されたかは不明という。

     村によると、汚泥について当時の村長、教育長や村の災害対策本部は把握していなかったという。県廃棄物対策課は「当時、処分方法は各自治体に任されており、法的に問題があるとは言えない」としている。【山下智恵】

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