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「未来チャレンジ内閣」 首相、働き方改革強調

記念撮影に臨む安倍改造内閣の閣僚ら=首相官邸で2016年8月3日午後7時51分、宮武祐希撮影

 安倍晋三首相は3日、内閣改造を行い、皇居での認証式を経て第3次安倍再改造内閣が発足した。記者会見で首相は新たな布陣を「未来チャレンジ内閣」と名付け、重点課題として働き方改革を進める考えを表明。新設の働き方改革担当相を兼務する加藤勝信1億総活躍担当相を中心に、年度内に具体的な実行計画をまとめる方針を打ち出した。

 首相は「長時間労働を是正する。同一労働同一賃金を実現し、非正規という言葉をこの国から一掃する」と強調。加藤氏のもとに関係閣僚と有識者による会議を設け、最低賃金引き上げの環境整備や高齢者の就労促進も検討する。

 今回の改造で初入閣は世耕弘成経済産業相ら8人。女性閣僚は3人で改造前と同数だった。防衛相には首相に近い自民党の稲田朋美前政調会長が就任した。

 麻生太郎副総理兼財務相、石原伸晃経済再生担当相を留任させたことについて、首相は「最優先課題は経済だ。未来への投資を大胆に行う補正予算案を秋の臨時国会に提出する。引き続き(政権の経済政策)アベノミクスのエンジンの役割を担ってほしい」と説明した。

 「ポスト安倍」候補のうち岸田文雄外相が留任したのに対し、石破茂前地方創生担当相は首相から閣内にとどまるよう要請され、固辞した。これに関して首相は「選挙で訴えた政策を結果として示さなければ一気に国民の信頼を失う。その責任は閣内にいようと閣外でいようと変わりはない。今後も協力していただけると確信している」と述べ、石破氏をけん制した。

 自民党の二階俊博幹事長は3日の就任記者会見で、2018年9月までの首相の党総裁任期延長に改めて言及した。しかし、首相は会見で「私の任期はまだ2年残っている。課題は山積しており、仕事を果たしていくことに全力を尽くしたい。任期の延長はまったく考えていない」と明言した。

 首相はまた、在任中の憲法改正に重ねて意欲を示したうえで「どの条文をどう変えるかは国民的な議論の末に収れんしていく。まずは(国会の)憲法審査会で、静かな環境で所属政党に関わらず議論を深めてもらいたい」と述べた。【佐藤慶】

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