メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

鬼平を歩く

江戸・東京今昔/39 市中見回り 麻布 生きがいの「盛り場」 /東京

江戸の名所だった一本松。このあたりは1966年まで麻布一本松町が町名だった=港区元麻布で

 「盛り場も少く、大名や武家屋敷や寺院が多くて、(おもしろくもなんともない……)」

 火付盗賊改方同心、木村忠吾は市中見回りの担当区域が上野、浅草方面から麻布方面に替わり、くさりきっていた。見回りの途中、酒肴(しゅこう)のうまい店を見つけ、岡場所(遊里)で女性と懇ろになることが忠吾の生きがいなのに、麻布にはまったく楽しみがない。

 時代小説「鬼平犯科帳」(池波正太郎著、文春文庫)第21巻第3話「麻布一本松」は、遊び好きの忠吾の目…

この記事は有料記事です。

残り1299文字(全文1513文字)

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 池袋暴走 元高級官僚だから? 「なぜ運転手が逮捕されないのか」疑問の声噴出
  2. 池袋暴走、ドラレコに音声 87歳男性「あー、どうしたんだろう」同乗の妻の問いに
  3. 池袋暴走 被害者遺族のコメント全文「少しでも犠牲者いなくなる未来を」
  4. 池袋暴走事故 亡くなった松永さん親族ぼうぜん「だまされているような」
  5. 後遺症残る伊丹市職員 友の分も生き 支える側に 尼崎脱線事故14年

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです