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臨床美術のワークショップで思い思いの絵を描くデイケア「アール・ブリュ」の通所者たち=埼玉県伊奈町で

 絵や工芸の創作によって脳を活性化し、認知症の進行予防やリハビリ、ストレス軽減などを図る「臨床美術」。20年前に実践が始まり、活動の場を広げている。その取り組みを紹介する。

 ●気持ちを絵で表現

 「最近怒ったのはどんなことですか? 思い出してみてください」。埼玉県伊奈町のデイケア「アール・ブリュ」で、平日午後に開いている臨床美術のワークショップ。職員の棟本幸子さん(49)が呼びかけると、通所者の女性は「80歳になる夫が1人で槍ケ岳に行くと言い出した。私が70歳で大腸がんになるまでは、一緒に登っていたのに」と話し始めた。棟本さんは「じゃあその気持ちに近い色のオイルパステルを選んで。画用紙に線で表現してみましょう」と促した。

 完成した絵は台紙に貼ってサインを入れ、みんなで「作品鑑賞」する。「大地に根を張ったような力強さを感…

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