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「保育施設に液体ミルク」災害時に備え普及策

インタビューに答える小池百合子都知事=都庁で2016年8月9日午前10時53分、北山夏帆撮影

毎日新聞インタビュー

 東京都の小池百合子知事は9日、毎日新聞のインタビューに応じ「女性知事ならではの視点」として、清潔な水が不足したり、お湯を沸かすことができなかったりする災害時に利用できる乳児用液体ミルクを、都立の保育施設で購入し企業の生産ラインを確保する方針を提示した。液体ミルクの普及は公約に掲げていたが、方法に言及するのは初めて。管理職に女性を積極的に登用する意向も示した。一問一答は以下の通り。【聞き手は大坪信剛・社会部長】

 −−選挙中、震災対策として液体ミルクの普及を訴えていた。

 ◆海外ではどの国でも作っている。国内でも製造してもらえるように、都立の保育施設が買い上げるのも方策だ。民間企業なので経営的に成り立つ生産ラインを確保しなければならない。粉ミルクは有事に使い勝手が悪く、哺乳瓶も煮沸できない。液体ミルクは常温で150日程度保存できる。都が(普及の)火付け役になれば。女性知事ならではの視点なのかもしれない。

 −−初の女性都知事として、都庁から女性が活躍する方策を打ち出す考えがあれば。

 ◆2005年の(第2次男女共同参画基本計画の)閣議決定で、あらゆる分野の意思決定に関わる女性の割合を30%にすると決まった。しかし、(この決定は)ずっと冷蔵庫に入れられたままだ。都の管理職の18%は女性だが、政策立案などにもっと声を取り入れることで男性も頑張るという相乗効果が生まれ、都政がバージョンアップできると思う。

 −−選挙戦を通じて都議会との関係が注目されている。

 ◆テーマにもよるが、「この方向で」というものはできるだけ議会の理解を得て進めたい。その場合も、やりとりを透明化することが大切だ。

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