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「トランプ・ブランド」は海外製

「米国第一主義」主張と矛盾…クリントン氏指摘

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)が「米国第一主義」を掲げ、海外に流出した製造業の雇用を取り戻すと主張していることに、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)が批判を強めている。同氏の名が冠された「トランプ・ブランド」製品が実際には海外製で、主張と矛盾しているという指摘だ。

 米製造業の地盤沈下に強い不満を持つ白人労働者の取り込みは、11月の本選で勝敗の鍵の一つになるとされているだけに、今後も対立軸として残ると見られる。

 クリントン氏は11日、中西部ミシガン州でトランプ氏の経済・通商政策を批判し、「トランプ氏が自身の多くの製品をどこで作っているか思い出そう。まったく米国ではない」と語りかけた。

 トランプ氏は自由貿易協定などを見直して米国内の雇用を増やすと主張しているが、実は米国の労働者を大事にしていないと印象づける狙いだ。

 クリントン陣営はウェブサイトに特設コーナーを開設。「トランプ・ブランド」の製品が製造されている国を世界地図に表示している。ネクタイは中国▽スーツとシャツは中国、バングラデシュ、ホンジュラス▽家具類はインド、ドイツ、トルコ−−などだ。一方で類似の製品が米国内のどこで製造されているかも併せて示し、トランプ氏が米国内での製造・雇用を軽視していると非難している。

 クリントン氏は演説で「『米国を再び偉大に』するためにトランプ氏ができる前向きな取り組みの一つは、実際に米国で再び素晴らしい製品を作ることだ」と指摘。トランプ氏の選挙スローガンを持ち出してやゆした。


「トランプ・ブランド」が製造されている国

ネクタイ=中国▼スーツ、シャツ=中国、バングラデシュ、ホンジュラス▼家具類=インド、ドイツ、トルコ

※クリントン陣営のウェブサイトより

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