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71年目の戦争

模索する表現者/上 文学 日常の中に時代のきな臭さ

夜釣十六さん

 戦後70年の節目が過ぎた後も、戦争をテーマに創作活動をする人たちがいる。戦争体験者は減り、取材したり着想を得たりするのが難しくなる中、なぜ戦争にこだわるのか。どんな苦労ややりがいがあるのか。各分野で模索する表現者たちを追う。

 今春、戦争を題材として新人賞に輝いた2本の小説が文壇で話題となった。第32回太宰治賞の会社員、夜釣十六(よづりじゅうろく)さん(28)の「楽園」と、第121回文学界新人賞の公務員、砂川文次さん(26)の「市街戦」である。近年、特攻隊や戦艦大和の戦いの美しさや勇ましさを前面に出して消費するエンタメ小説や映画、ゲームが目立つ。その中で、両作は安易な共感を求めず、かつ深い味わいと余韻がある。

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