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連続爆破で男を逮捕 中部と南部で4人死亡

 【バンコク岩佐淳士】タイ中部と南部で4人が死亡した連続爆破事件で、タイ国家警察のポンサパット副長官は14日、事件に関与したグループの一員とみられる男を南部ナコンシタマラート県で逮捕したと明かした。

     警察によると、男は12日に同県のスーパーマーケットに放火した疑い。13日に逮捕状を取り身柄を拘束した。地元メディアによると男は北部チェンマイ出身の32歳。また、爆破事件の複数の現場では、起爆に使われたとみられる同じモデルの携帯電話が見つかったという。

     タイでは11〜12日に中部フアヒンや南部プーケットなどで爆弾による爆発が相次いだほか、南部各地で放火とみられる火災も多発した。ポンサパット副長官は「同じ人物の指示によるものだ」と述べ、一連の事件が同一グループの犯行との見方を示した。

     事件は民政復帰後も軍事政権の権力を温存する新憲法案が7日に国民投票で承認された後に起きた。軍と敵対するタクシン元首相派を疑うコメントがネット上に投稿されているが、タクシン派は「中傷だ」(ノパドン元外相)と否定している。警察は事件に絡み、南部の政治活動家ら複数を拘束し取り調べを行っている。

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