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学び直しを支援、21日発足

研究者や夜間中学の元教諭ら

 貧困などのため十分な教育を受けられなかった人の学び直しに携わる研究者や夜間中学の元教諭らが21日、基礎教育保障学会を発足させる。基礎教育を「人として尊厳を持って生きることと生活に最低限必要とされる教育」と定義。研究大会や学会誌発行などで連携し、基礎教育の保障と充実を目指す。

     「貧困世帯や生活困窮者を対象とした支援が取り組まれるようになった今、さまざまな分野の人たちが交流して学び合うことが求められている」と約2年前から準備を進め、生活困窮者や外国人の支援、障害者教育にかかわる人など計33人が設立呼びかけ人になった。

     2010年の国勢調査によると、小中学校に行ったことがなかったり小学校在学時に所在不明になったりする「未就学者」は12万人以上いる。文部科学省は昨年7月、実質的に義務教育を受けていない人の夜間中学への入学を許可するよう通知。今年6月には小学校未卒業でも特別な事情がある場合は中学校入学を認めるよう通知した。学会は、これらの条件に当てはまらない人にも基礎教育が行き渡る社会の実現を目指す。ホームページでは夜間中学や識字学級、日本語教室などを紹介するという。会長に就任予定の上杉孝實(たかみち)・京都大名誉教授(社会教育)は「実践を重視した学会を目指す」と話す。

     設立大会は21日午前10時、東京都立川市の国立国語研究所で。問い合わせは事務局へメール(info@jasbel.org)で。【高木香奈】

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