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演芸よろず根多帳

入院の歌丸が復帰 恒例円朝作怪談噺

 三遊亭円朝の命日に当たる8月11日から始まる国立演芸場中席で、円朝作の怪談噺(ばなし)に毎年挑んできた桂歌丸、写真家・横井洋司撮影。今年は腸閉塞(へいそく)のため7月下旬に入院したものの、恒例の席で高座復帰を果たし、14日には80歳の誕生日も迎えた。

     今年は「江島屋怪談」。古着屋の江島屋で買った“イカモノ”の花嫁衣装が婚礼の席で破れたため破談となり、娘は自殺。母が江島屋の主人らを呪い、店が潰れるまでのてんまつが描かれる。

     原題は「鏡ケ池操松影(かがみがいけみさおのまつかげ)」で、15編にも及ぶ長編を約50分に構成。田舎の一軒家でいろりを前に竹火ばしや五寸くぎで江島屋に呪いをかける老母の姿を、三味線や鳴り物を入れ不気味に演じた。特に際立ったのが、雪で道に迷い一夜の宿を求めた男(実は江島屋の番頭)に「一通り、お聞きなされてくださいまし」と、娘を襲った不幸のいきさつを語る場面。悲痛なだけに、恨みの深さが浮かび上がった。

     病み上がりを感じさせない、きっぱりした口調に丁寧な筋運び。「落語道一筋」という歌丸の執念といえようか。【濱田元子】

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