民進代表選

前原氏「経験」前面に 蓮舫氏の清新さに対抗

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記者会見で民進党代表選への立候補を表明する前原誠司元外相=東京都千代田区の党本部で2016年8月26日午後3時4分、藤井太郎撮影
記者会見で民進党代表選への立候補を表明する前原誠司元外相=東京都千代田区の党本部で2016年8月26日午後3時4分、藤井太郎撮影

 民進党代表選は、26日に出馬表明した前原誠司元外相(54)と、初の女性代表を目指す蓮舫代表代行(48)の2人を軸に展開される見通しとなった。発信力や清新さをアピールする蓮舫氏に対し、要職を歴任した前原氏は民主党政権の失敗も含めた「経験」を前面に代表選に臨む方針だ。

 「旧民主党は、あれだけ期待をいただきながら、国民の落胆、失望を買ってしまった。私も戦犯の一人だ」

 前原氏は会見で「出馬は悩みに悩み抜いた」と切り出しつつ、こう語った。前原氏は2005年の郵政選挙後の党代表を経て、民主党政権では国交相や党政調会長などを歴任。自身の立候補について「深い反省に立ち、身に染みて分かっている人間が、もう一度中心となって政権を目指すべきではないか」と党内外に理解を求めた。

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