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余録

代表曲の「世界に一つだけの花」にちなんで…

 代表曲の「世界に一つだけの花」にちなんでファンは「花摘み」と呼ぶ。国民的人気グループのSMAPが年末に解散するという発表から半月。ファンの間で、CDを購入して売り上げを伸ばそうという動きが広がっている。最後まで彼らを応援するという思いを伝えるためだ。CD店では品切れが相次いでいるらしい▲この曲にこんな歌詞がある。「一人一人違う種を持つ その花を咲かせることだけに 一生懸命になればいい」。メンバーは「それぞれの花」を咲かせる道を選んだのか。不仲説が流れるが、真相はいまだやぶの中だ▲読者から本紙に投書があった。SMAPは自分たちの番組で東日本大震災の被災地への義援金を募っている。その取り組みはどうなるのか、と心配する声だ。彼らはアイドルというだけでなく、大きな社会的役割を担うようになった。アジアにファンが多く、日中韓の友好の象徴でもある。東京パラリンピックのサポーター活動が終わることを残念がる人も多い▲メンバーはラジオ番組でファンに謝罪している。個々の気持ちは伝わるが、すっきりしないのは所属事務所が経緯を説明しないからではないだろうか。影響はもはや音楽、テレビ業界にとどまらない▲ヒット曲「夜空ノムコウ」の歌詞にはこうある。「あのころの未来にぼくらは立っているのかなぁ」。時が流れて「未来」が「今」になった時、過去を振り返る曲だ。SMAP世代にとって「あのころ」は彼らの曲の中にあるのだろう▲平成の時代とともに歩んだSMAPは来月9日にデビュー25年を迎える。活動は残り4カ月。花は散り際も人の心に残る。

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