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イスラエル・エンドレスウォー

第2章 AIロボット最前線/6止 誤りは人間か機械か 自律型軍用ロボ、倫理に議論

2014年夏のパレスチナ自治区ガザ地区での戦闘中に起きたという「誤爆」について語ったシーア指揮官。名字や顔が見える写真の報道は、軍により禁じられた=イスラエル中部パルマヒムにある空軍基地で2015年1月、大治朋子撮影

 2014年夏に約50日間続いた、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとの戦闘。イスラエル軍無人航空機(ドローン)パイロットの訓練教官シーア指揮官(23)に当時の状況を聞いていた時だった。彼女がふと、「誤爆」について語り始めた。

 彼女は当時、ドローンの操縦者だった。ある日、空爆対象の建物近くに市民3人がいるのが見えた。準備態勢に入った別の軍用機操縦者に知らせようとしたが「通信に問題があり彼らは私の声を聞いていなかった。空爆を止めようとしたけれど間に合わなかった。人々に爆弾が当たるのが見えた」。指揮官によると「現場は混乱していた。上空には数百の(無人と有人の)軍用機がひしめき(爆撃担当の)彼は別の声を我々(のゴーサイン)と勘違いした」という。

 ドローン操縦者のベン中尉(21)によると「操縦は2人1組で平時は1日4時間従事する。それでも長い。…

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