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外国人が避難訓練…東京五輪を控え

日本語が話せない外国人の避難誘導を想定して行われた訓練=東京都墨田区の東京スカイツリーで2016年9月4日午前9時13分、宮武祐希撮影

 東京都の合同総合防災訓練が4日、墨田、葛飾両区で行われ、2020年東京五輪・パラリンピックを控え、インバウンド(訪日外国人)も増える中、東京スカイツリー(墨田区)では外国人観光客に対する避難誘導訓練が初めて実施された。

     スカイツリーの訓練は外資系企業に勤める都内在住の外国人を観光客に見立てるなど、29カ国約100人の外国人が参加して行われた。うち30人がスカイツリーの展望台「天望デッキ」(高さ350メートル)から、ツリー中心部にある非常階段1929段を下り、地上の「ソラマチひろば」まで避難した。参加したカナダ出身の銀行員、ジェイソン・クイグリーさん(46)は「展望台から40分くらいかかった。英語での誘導は的確だった」と真剣な表情で話していた。

     水元公園(葛飾区)では、地震発生直後に一斉に身を守る「シェイクアウト訓練」や、道路のがれき除去訓練などが実施された。

     視察した東京都の小池百合子知事は報道陣に「公助と自助、共助がうまく連携できていた」と話した。

     合同訓練には警察、消防、自衛隊など関係機関の職員や都民ら計約7000人が参加した。【柳澤一男】

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