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出生動向調査

望む子の数2.32人 過去最低

出生動向基本調査

独身男性7割、恋人なし 女性は6割

 国立社会保障・人口問題研究所は15日、結婚や出産に関する意識などを調べる「出生動向基本調査」(2015年)を発表した。それによると、夫婦が望む理想の子ども数の平均は2.32人(前回10年2.42人)、現実に予定している子ども数は2.01人(同2.07人)となった。質問が始まった1977年調査以来、いずれも最低。ほぼ子どもを産み終えた夫婦の平均出生数を示す「完結出生児数」も1.94人と最低を更新した。

 政府は、「1億総活躍社会」の実現に向け少子化対策を最重要課題の一つに位置づけているが、子どもを持つ意欲の回復はみられていない。

 予定子ども数が理想より少ない理由は「子育てや教育にお金がかかりすぎる」(56.3%)や「高年齢で産むのはいやだ」(39.8%)が多かった。未婚者も夫婦と同様の傾向で、希望する平均の子ども数は、男性は1.91人(前回2.04人)と初めて2人を下回った。女性は2.02人(同2.12人)だった。

 政府は、出産の希望がかなった場合の出生率を「希望出生率」としている。前回調査に基づいて算出した1.83を踏まえ、「希望出生率1.8」を目標に掲げている。しかし、今回の結果では1.75と低くなった。

 一方、未婚者(18〜34歳)で「交際相手がいない」は男性69.8%、女性59.1%といずれも増加。「性経験がない」も増え、男性42.0%、女性44.2%。

 調査は5年ごとに実施。15年は独身者1万1442人と夫婦7511組を対象に実施し、有効回答率は独身77%、夫婦88%だった。【阿部亮介】

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