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遺人形

3Dプリンターで作製 笑顔もう離さない

仏壇の前に置かれた実久さんの遺人形。生前、一番楽しそうに過ごした旅行の時の姿が、3Dプリンターで立体的によみがえる=香川県善通寺市で、貝塚太一撮影

 「小さなったね……」。香川県善通寺市から駆けつけた父親は、大阪市中央区の3Dデータ制作会社「ロイスエンタテインメント」で完成したばかりの娘の実久(みく)さんの人形を手に取ると、人目をはばからずに涙を流した。

 小学5年だった実久さんは2014年1月、下校途中に自動車にはねられ、9日後に息を引き取った。同社は故人の生前の写真から、3Dプリンターで高さ20〜30センチの石こうフィギュアを作っている。遺影ならぬ「遺人形」だ。実久さんの父親から作製を頼まれたのをきっかけに始めた。

 通常の制作期間は1〜2カ月。古荘光一社長(40)は「やってみて、亡くなった人を感じることができるものを近くに置いておきたいと願う方がこれほど多いということを知りました。その思いに寄り添うことができれば」と話す。注文の半数は成人する前の子どもを亡くした両親からという。【貝塚太一】

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