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文革50年の中国

第2部/9止 歳月を経て 過去の痛み忘れない 密航者の証言収集

都会に様変わりしたかつての下放先を歩く黄さん。歩哨の休憩所(右側の建物)がかろうじて残っていた

 「当時の面影はほとんどなくなってしまった」。香港と隣接する中国広東省深セン市の南山地区で黄東漢さん(69)がつぶやいた。文化大革命中、黄さんが下放された海辺の農村は現在、マンションや商業ビルが林立する都会に変わっていた。歩哨に立った海岸は埋め立てられて消えていた。ビルの谷間に取り残された古い民家が寒村だった痕跡をわずかに伝えていた。

 1976年の文革終結後、トウ小平が改革開放政策を打ち出し、香港との境界地帯に深セン市が設置され、8…

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