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太平洋戦争中に台湾南部・台南市で戦死し、現地で神としてまつられている水戸市出身の旧日本海軍兵曹長、杉浦茂峰(しげみね)氏の神像が、初めて「里帰り」した。杉浦氏を「飛虎(ひこ)将軍」として廟(びょう)にまつる現地の管理委員会メンバーが、神像を持って来日。22日に水戸市の関係者らとともにみこしを担いで市内を練り歩き、両市民の友好を誓った。【松本尚也】
水戸市などによると、杉浦氏は旧海軍の零戦パイロット。1923年11月水戸市で生まれ、太平洋戦争末期の44年10月、台南で米軍との交戦中に撃墜され、20歳で戦死した。その際、集落への墜落を避けようと機体からの脱出を遅らせ、郊外まで飛行した、と伝わる。
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