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ノーベル賞

医学生理学賞に大隅さん 「気づき大切に」 子どもにメッセージ

 ノーベル賞受賞しょうじゅしょうまった大隅良典おおすみよしのりさんは3みっか記者会見きしゃかいけんなかで、小中学生しょうちゅうがくせいけてかたりかける場面ばめんもありました。やりとりの一部いちぶから紹介しょうかいします。

     記者きしゃ オートファジーをまったらないどもにけて、なに役立やくだつかおしえてください。

     大隅おおすみさん いくつかれいうんですが、わたしたちは毎日まいにちたんぱくしつを70、80グラムぐらいべ、分解ぶんかいしてアミノさんというたんぱくしつ原料げんりょうにしています。一方私いっぽうわたしたちのからだでは300グラムくらいたんぱくしつつくられています。するとりないアミノさんはどこからくるかというと、自分じぶんからだのたんぱくしつこわれて、再利用さいりようされているのです。生命せいめいは、じつはリサイクルのシステムがあってはじめてっていて、分解ぶんかい部分ぶぶん生命せいめいささえる大事だいじ要素ようそだとおもってください。

     もうひとれいげると、よくうみ遭難そうなんしてみずだけできていられたというはなしがありますね。そのあいだわたしたちはたんぱくしつつくることをめているわけではなく、自分じぶんたちのたんぱくしつ分解ぶんかいしながら再利用さいりようしているんです。だから細胞さいぼうなかでも自分じぶんたちのたんぱくしつつくってはこわし、つくってはこわし、生命せいめいはあるんだというので、おわかりいただければとおもいます。

     記者きしゃ それがなに役立やくだつのでしょうか。

     大隅おおすみさん こたえはむずかしいんですが、それが生命せいめい本質ほんしつだとすれば、その理解りかいなしにはなにもできません。栄養素えいようそ自分じぶんつくるシステムであると同時どうじに、じつ細胞さいぼうなかではへんなたんぱくしつがたまったり、へんになった組織そしきがたまって病気びょうきになるということがわかっています。細胞さいぼうなかをいつもクリーンな状態じょうたいにすることがとても大事だいじなことで、それが全部ぜんぶではないがオートファジーの大事だいじ役目やくめだとおもいます。

     記者きしゃ 小中学生しょうちゅうがくせいつたえたいことは。

     大隅おおすみさん 「あれ」とおもづきをとっても大事だいじにしてほしいといたいです。わかったような気分きぶんになっているけど、なにもわからないことがなかにはたくさんあります。「なんで」ということをとっても大事だいじにするどもがえたらわたし日本にっぽん将来しょうらい安泰あんたいだとおもいます。

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