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熊本地震・ふるさとよ

第4部/3 沈む心、引き戻さねば

「震災の年にとれた米をみんなに食べてもらいたいけん」と笑顔で語る宮永さん=熊本県益城町で、福岡賢正撮影

 熊本地震のショックで心身に不調をきたした熊本県益城(ましき)町下原の加藤重美さん(80)は、避難先の町公民館飯野分館で徐々に元気を取り戻し、9月末に仮設住宅へ移ることができた。避難所のリーダー的存在だった宮永和典さん(65)がその理由を説明する。

 「避難所じゃみんな『じいちゃん、じいちゃん』と声かけて、とごやかすわけですよ。そうすっと全然怒りもせんでニコニコしとんなったですもんね。口では強がっとらすばってん、内面は違う。寂しがり屋なんですよ」

 とごやかすとは「親愛の情を込めてからかう」という意味の熊本弁。自分と同じ被災した人たちから温かい関…

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