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ノーベル賞

研究する大隅さん夫妻の姿 門下生贈る

教え子らからプレゼントされ、研究室に飾られている大隅良典東京工業大栄誉教授と妻の万里子さんのイラスト=横浜市緑区で2016年10月3日、竹内紀臣撮影

医学生理学賞の受賞が決まる前に「サプライズプレゼント」

 ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった東京工業大栄誉教授の大隅良典さん(71)の横浜市緑区の研究室には、大隅さんと研究者の妻万里子さん(69)がそろって研究する姿を描いたイラストが飾ってある。門下生が今年3月、「サプライズプレゼント」として贈った品で、約半年後の「吉報」に関係者の喜びもひとしおだ。

     細胞の「オートファジー(自食作用)」の研究で、大隅さんが昨年、三つの賞を立て続けに受賞したことを記念し、3月の祝賀会で門下生が贈った。オートファジーの電子顕微鏡写真を背景に、顕微鏡をのぞく大隅さんと酵母を培養する万里子さんが描かれている。

     制作したのは兵庫県姫路市のイラストレーター、ウチダヒロコさん(36)。友人で大隅さんの研究室助教の堀江朋子さんから今年1月に「大隅さんへのサプライズプレゼント」として制作を依頼された。ウチダさん自身も奈良女子大で生物学を専攻し、同大に招かれた大隅さんの講義を受けたこともあり、「オートファジーは有名な現象なので、正確さを心がけた」。大量の写真や資料を取り寄せて約2カ月をかけてデザインし、祝賀会の前日に完成させたという。「多くの方が待ち望んでいた賞。ご夫婦が支え合って研究している姿をイメージしてもらえれば」と話した。【酒造唯】

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