降灰、実りの秋に打撃
8日未明に阿蘇山の中岳第1火口で起きた爆発的噴火は、地震被害や天候不順を乗り越えて収穫期を迎えていた周辺農家に追い打ちをかけた。降り積もった灰の除去など片付け作業が本格化した9日、米や野菜農家からは農業被害への怨嗟(えんさ)の声が上がり、現地を視察した蒲島郁夫知事は風評被害対策など県としての支援を約束した。
4月の熊本地震以降、熊本県内は6月に豪雨、9月は長雨と日照不足に見舞われた。気象庁によると、9月の…
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