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産婦人科医

7年ぶり減…「勤務厳しい」新人希望せず

産婦人科医師数の推移

 日本産婦人科医会は12日、今年1月時点の産婦人科の医師数は1万1461人と昨年より22人少なかったと発表した。前年よりも医師数が減るのは2009年以来。同医会は、産婦人科を希望する新人医師が減っていることなどが要因と分析している。

 同医会は毎年1月、産婦人科のある病院や診療所の全施設を対象に、常勤の医師数を調査している。09年(1万79人)以降は緩やかな増加傾向にあった。このうち、お産を扱う施設の医師数は8244人で、昨年より20人減った。

 同医会によると、産婦人科に入った新人医師数はピーク時の11年に450人だったが、昨年4月は364人まで減った。これを退職者が上回り、全体の医師数が減少することになった。都道府県別では、ここ10年で医師数が減っているのは、山形▽福島▽埼玉▽千葉▽新潟▽石川▽岐阜▽和歌山▽鳥取▽島根▽広島▽香川▽愛媛▽熊本▽宮崎−−の15県だった。

 同医会は新人医師が減っている理由について、10年度に見直された医師の臨床研修制度で、産婦人科が必修科目から選択科目の一つになったことが影響しているとみている。09年に医学部定数が大幅増員されたが、その影響が現れるのは来年以降になるという。

 同医会常務理事の中井章人・日本医科大教授は「産婦人科は勤務状況が厳しいという印象が先行し、現場を見ないままでは産婦人科を選びにくいのではないか」と話す。【下桐実雅子】

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