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首相、会社員らと意見交換

働き方改革に関する意見交換会で、栽培したニンジンを手にした出席者(右端)の話を聞く安倍晋三首相(左端)=首相官邸で2016年10月13日午後6時42分、川田雅浩撮影

 安倍晋三首相は13日、「働き方改革」の実現に向け、転職や復職を経験した会社員ら12人を首相官邸に招いて「多様な働き方」をテーマに意見交換した。首相は冒頭のあいさつで、広告代理店・電通の新入社員だった女性(当時24歳)が過労で自殺した事件に言及し、「こういうことは二度と起こってはならない。働く人の立場に立った働き方改革をしっかりと進めていきたい」と語った。

 参加者からは「中高年の再就職試験は非常に厳しい。年齢に関わらず中高年が若い人と仕事できるような環境にしてほしい」との要望や、「大学や専門学校の段階で柔軟な働き方があることを学ぶことができればいい」などの発言があった。

 政府は長時間労働の是正や正規・非正規労働者間の賃金格差を縮小する「同一労働同一賃金」の実現を目指している。野党が「スローガンだけで終わるのでは」などと指摘していることに関し、首相が「働き方改革はいろいろとレッテルを貼られる。『残業代ゼロ法案』だとか、兼業を認めると『働かせ放題』とか言われる」と愚痴をこぼす一幕もあった。

 意見交換には30〜60代の男女それぞれ6人ずつが参加した。【梅田啓祐】

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