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ラクダ

江戸時代風にパレード 名古屋・大須商店街

190年ぶりにラクダ行列が披露された「大須大道町人祭」=名古屋市中区の大須商店街で2016年10月15日午後0時21分、木葉健二撮影

 江戸時代のラクダブームよ、再び−−。2頭のフタコブラクダが15日、名古屋市中区の大須商店街を練り歩いた。全国の大道芸人が集まる「第39回大須大道町人祭」の企画の一つ。190年前、この地で大人気だった興行にあやかろうと、史料に基づき「再現」したパレードだ。

     日本が鎖国していた1821年、オランダ船がアラビアのヒトコブラクダ2頭を長崎へ運んできた。見せ物として江戸や大阪を巡り、大須でも5年後に展示された。名古屋市博物館の学芸員、武藤真さん(44)によると、「夫婦円満の御利益がある」「病気よけのお守りになる」などと、大勢が見学に訪れた。

     この日の2頭は、滋賀県守山市の堀井動物園から借り受けた。1頭は歩き、1頭は台車に。当時の絵を参考に作った衣装をまとった人や大道芸人とともに、約1キロをゆっくりと進んだ。見物客からは「生で見るのは初めて」などと声が上がり、クラッカーを鳴らすなど盛り上がった。実行委員長の小寺信男さん(80)は「お客さんのにこやかな顔が見られて良かった」と喜んだ。【山本佳孝】

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