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しあわせのトンボ

「風に吹かれて」=近藤勝重

 「風に吹かれて」と聞くと、ノーベル文学賞の授与が決まったボブ・ディラン氏のほかに、高倉健さんのことを思い出す。病に倒れることがなかったら、「あなたへ」の次回作「風に吹かれて(仮題)」に出ていたはずだからだ。

 阿蘇山中の老猟師をやるらしいとは関係者から聞いた話だが、ともあれ健さんは次の映画に意欲を見せていた。2013年2月に頂いた手紙には「こちらはいよいよ次回作の準備が始まる気配です」とあり、こう続いている。<「何を求める風の中ゆく」の心境でのぞみたいと思っております>

 「何を求める−−」は種田山頭火の句で、「あなたへ」の公開前に対談した際(12年7月6日)、健さんに…

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