後円部から埴輪列発見 大和朝廷と関係か 益田市教委 /島根
益田市教委は19日、県内で2番目に大きい前方後円墳とされる「大元古墳群1号墳」(益田市遠田町、全長88メートル)で、石室がある後円部から埴輪(はにわ)列が見つかったと発表した。埴輪の年代で4世紀末から5世紀初めと考えられていた1号墳の築造時期が確認できたという。埴輪は畿内の先進技術で作られており、当時の益田を治めていた首長が大和朝廷と密接な関係があったこともうかがわれるという。
埴輪列は後円部東側の墳頂付近の発掘調査で見つかった。幅2メートルの範囲に約65センチ間隔で3列あり…
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