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トランプ氏「その時点で話す」選挙敗北の場合

第3回討論会で「選挙結果を受け入れるか」の質問に

 【ラスベガス(米西部ネバダ州)西田進一郎】米大統領選で最終回となるテレビ討論会が19日(日本時間20日)、ネバダ州の大学で行われた。選挙戦で有権者登録などの不正が行われていると主張する共和党のドナルド・トランプ候補(70)は19日の討論会で、司会者から選挙結果を受け入れるかと聞かれ、「その時点で考えを話す」と明言を避けた。大統領候補としては極めて異例のことで、多くの米メディアがトップニュースとして発言を伝えた。

     民主党のヒラリー・クリントン候補(68)は討論会で「恐ろしい。ドナルド(・トランプ氏)は自分の思い通りに物事が動かない時はいつも、不正が行われていると主張する」と指摘。「これでは民主主義が機能しない」と批判した。

     トランプ氏は劣勢の原因を「クリントン氏を支援する不誠実なメディア」にあると断定。ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストなど主要紙だけでなく、伝統的に共和党支持の保守系新聞社も雪崩を打ってクリントン氏支持に回っていることが背景にある。

     特に、メディアがトランプ氏の過去の女性蔑視発言を報道するようになった今月上旬以降、クリントン氏との支持率の差が拡大。一方、同時期に内部告発サイト「ウィキリークス」がクリントン陣営の内部メールを暴露しているにもかかわらず、その報道が少ないとの不満も強いようだ。

     この日の討論会でも、トランプ氏は「メディアは不誠実で腐敗している。有権者はそれを見通している」と主張。陣営は討論会をインターネット上で初めて独自に生中継し、「米国人に直接メッセージを伝え、腐敗した既存メディアを迂回(うかい)するための試みだ」と説明した。

     トランプ氏には、メディア批判と合わせた「陰謀論」を流布し、既成政治家や主流メディアは「既得権益層」だとして強い反感を持つ自身の支持層をより結束させる狙いもあるようだ。米キニピアック大が19日公表した世論調査結果では、メディアの報道が反トランプに偏っているとの回答が55%に達しており、トランプ氏の主張に一定の説得力を持たせている。

     一方、選挙の「不正」をこの時期に強調することについては、「負けた場合の言い訳作り」との見方がある。選挙結果の正当性に異を唱えて「裁判闘争の可能性を模索している」(米CNN)との指摘もある。

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