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インサイド

東海大九州野球部の日々 熊本地震から半年/4 避難、手術…でも負けぬ

手術した右足に装具を付けて登校する山戸

 右膝に残る手術の痕が痛々しい。階段を上る歩みは遅く、わずかな段差でも一苦労だ。「体重をかけないように、足を支えるものです」。病院から学校へ通う山戸将大(1年)は説明しながら、右脚に巻き付けていた大がかりな装具を外した。しかし、顔には悲壮感は感じられなかった。

 4月に起きた最大震度7の地震で、一度は野球をやめようと心に決めた。東海大九州野球部の寮と同じ熊本県南阿蘇村にある母の小料理店が全壊し、営業停止に追い込まれた。実家も被害を受け、避難所となっている小学校で家族は1カ月半に及ぶ避難生活が続いた。家計を一人で支える母は、村役場の臨時職員の職を得たが、店は再開のめどが立たない。「自分だけ好きなことはできないな」。気持ちを固めていた。

 これまでも選手生命の危機にさらされた時がある。中学の時にソフトボールから野球に転向したが、中学3年…

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