64歳元従業員に死刑求刑
静岡県伊東市の干物店で2012年、社長の清水高子さん(当時59歳)ら2人を殺害し金を奪ったとして、強盗殺人罪に問われた元従業員、肥田公明被告(64)の裁判員裁判の論告求刑公判が21日、静岡地裁沼津支部(斎藤千恵裁判長)であった。検察側は「金欲しさからの身勝手で極めて残忍な犯行」などとして死刑を求刑した。弁護側は改めて無実を主張した。判決は11月24日。
検察側は論告で「被告は清水さんに恨みを持ち憎んでいた」と指摘し、「刃物で刺した後、冷凍庫に閉じ込め…
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