メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

鳥取地震

友達に会えて一安心…小中学校で授業再開

地震で散乱した図書館の本を片付ける児童たち=鳥取県倉吉市立成徳小学校で2016年10月24日午前8時41分、園部仁史撮影

 鳥取県中部で最大震度6弱を観測した地震から3日たった24日、被災地の学校は地震後最初の登校日を迎えた。一部が避難所になっている学校も含め、県内全ての公立小中学校が授業を再開。友人や先生と再会した児童・生徒たちに笑顔が戻った。倉吉市のボランティアセンターには、臨時休校になった高校の生徒も駆けつけた。県内では656人(午前7時現在)が避難所生活を続けている。

笑顔で再会

 倉吉市立西郷小学校(283人)では、普段は児童が集団登校するが、この日は保護者が車や徒歩で送り届けた。県外避難している家庭などもあり、10人が欠席した。

 児童は地震が発生した先週金曜日、ランドセルを教室に置いて校庭に避難し、そのまま帰宅するなどしており、教室で友達と再会すると元気いっぱいに。28人全員が出席した3年1組の小椋環さん(9)は「先生もみんなもいて、学校にいると安心する。家の壊れた物とかを報告し合った」。松尾一樹さん(8)は「地震は怖いけれど、みんなと会えて良かった。早く鬼ごっこがしたい」と笑顔を見せた。

 同小では音楽室が避難所になっており、前夜も3人が利用した。明徳一志校長は「児童が元気に登校してくれ、うれしく思う。児童と避難されている方がそれぞれ安心して過ごせるようにしたい」と話した。

児童も片付け

 同市立成徳小学校(143人)では「地震が来たらこうなるということを実感してもらいたい」と、図書館や教室の一部をそのままにしておいた。児童は1時間目の授業として、片付けに取り組んだ。学校図書館で絵本コーナーを片付けた6年の湯浅孔貴さん(11)は「地震が起きた後、誰かが元通りにしようと頑張っているんだろうなと感じることができた」と話した。

ボランティアに地元高校生も

 同市内の県立高校4校と養護学校1校、同市と湯梨浜(ゆりはま)町の私立中学・高校計3校は、校舎の環境が十分ではないなどとして24日は臨時休校となった。いずれも25日に授業を再開する予定。

 休校になった県立倉吉西高3年の山本悠貴さん(18)は、自宅も食器が散乱するなどの被害を受けたが、地元の復旧に協力しようと友人2人と倉吉市のボランティアセンターを訪れた。「体は野球部で鍛えたので自信がある。地元で困った人やお年寄りの力になりたい」と意気込んでいた。【長宗拓弥、園部仁史、李英浩】

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ORICON NEWS キムタク、“オフ”の長澤まさみの姿を暴露 本人赤面「天気が良かったから」
  2. 日産会長逮捕 ゴーン神話「数字の見栄え良くしただけ」
  3. 寡婦控除 未婚に所得制限、事実婚は対象外 与党調整
  4. キャバクラ暴行死 未婚10代母、遠い自立 娘残し無念
  5. 盗撮 法の不備あらわ 被害者、流出おびえ

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです