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避難者の体調不良が増加 住宅被害346棟 

避難所を訪問し、避難している人に声を掛け、体調について話を聞く医師と看護師=鳥取県倉吉市で2016年10月23日午前11時44分、平川義之撮影

 鳥取県で最大震度6弱を観測した地震で、県内では23日午後7時時点で655人が避難を続け、一部破損を含めた住宅被害は346棟に上った。避難生活が続いて体調不良を訴える人が増えつつあり、医師の巡回診察が始まった。被害が大きかった県中部で雨が予想されたため、土砂災害を心配する声も上がった。気象庁によると、県内では25日に雨が予想されている。

 三朝(みささ)町の町総合文化ホールでは23日朝、避難中の女性(90)が転倒し、右脚骨折の疑いがあるとして病院に搬送された。町によると、女性は元々血圧が高く降圧剤を服用していた。避難所で2晩を過ごすうちに気分が悪くなり、この日帰宅しようとしていた。

 倉吉市と湯梨浜(ゆりはま)町、北栄町では、支援に駆けつけた長崎県医師会や鳥取県医師会の医師3人が避難所14カ所を巡回した。倉吉市立成徳小学校に避難中の山本和則さん(68)は脳梗塞(こうそく)を3度経験しており、松田隆・鳥取県中部医師会長(58)の診察を受けて血行が滞るのを防ぐため手足をよくもむよう指導された。「この生活がいつまで続くのか。元通りの暮らしに戻れるか心配だ」と漏らした。

 県中部では23日朝に弱い雨が降った。自宅の石垣2カ所が崩落したという倉吉市の女性(69)は「最近はバケツをひっくり返したような雨が降ることもある。これからの天気が心配です」と話した。市内では、破損した屋根をブルーシートで覆う作業を急ぐ住民らの姿が見られた。【小野まなみ、園部仁史、釣田祐喜】

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